マエケンオールスターで3勝目
ヤフーニュース 

全セのエース、いや球史に残るエースだ。前田は球宴3勝目。史上6人目の快挙だ(撮影・荒木孝雄)(写真:サンケイスポーツ)

 マツダオールスターゲーム第1戦(18日、全パ0-7全セ、西武ドーム)プロ野球80年の節目の球宴で、全セの先発・前田健太投手(26)=広島=がレジェンドの一員に名を連ねた。3回2安打無失点の好投で、一昨年の第2戦以来2年ぶりとなる通算3勝目を挙げた。球宴で3勝以上を挙げたのは、史上6人目。一方、全パの先発・岸孝之投手(29)=西武=は2回完全。5月2日のロッテ戦(QVCマリン)でノーヒットノーランを達成した実力を見せつけた。

 エースの快投が、赤ヘル軍団の大暴れを呼び込んだ。前田は3回2安打無失点。オールスター3勝目は史上6人目で歴代4位タイと、また一つ、球史に名を刻んだ。

 「真っすぐだけでいこうと思ったけど、変化球もまじえて抑えにいった。先発なので、無失点で終われてよかった」

 一回先頭の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン、日本ハム)を外角のスライダーで空振り三振に仕留めた。三回には先頭の藤田(楽天)に中前打を許すなど二死満塁のピンチを迎えるも、パ・リーグ打率トップの糸井(オリックス)を146キロの直球で中飛に仕留めた。

 その裏に頼もしい“赤ヘル打線”が爆発。堂林の球宴初安打に始まり、菊池、エルドレッドの適時打などで3点を奪い、エースに球宴2年ぶりの白星をプレゼント。球宴3勝目を挙げたのは1974年の山田久志(阪急、87年までに通算7勝)以来、40年ぶり6人目。金田正一、杉浦忠、米田哲也、江夏豊、そして山田。プロ野球80年の歴史を彩った大投手列伝に「前田健太」の名が加わった。

 広島勢6人が先発に名を連ね「オールスターだから、違う選手がいてもよかったけど」と冗談を飛ばしつつも、「いつもと一緒だなって、安心する感じはありました」。敵地のはずの西武ドームも、後ろを見ればホームと同じだった。

 19日は夫人でフリーアナウンサーの(成嶋)早穂さんの29回目の誕生日。前祝いの白星に「結果がよかったんで、とりあえずよかったです」とはにかんだ。来季にも米大リーグに挑戦する可能性があるため「最後のオールスター?」と問われると、「それは分からないです」と苦笑いで返した。後半戦で目指すは、まず広島でのリーグ優勝。次なる大舞台で投げるために、右腕を振り続ける。

マエケンオールスターで3勝目

動画

マエケンオールスターで3勝目

ツイッター