ロッテの今江敏晃内野手(32)が10日、QVCマリンで会見を開き、海外FA権の行使を表明した。
【写真】今江をメインに作成された来年のロッテカレンダーの8月
「この決断は本当に悩みました。本当に人生の中で一番悩んだ。行使するとは言ったけど、来年からロッテのユニホームを着ないことが、まだ想像つかない。寂しい気持ちでいっぱい」と号泣した。
2年前は国内FA権を行使せず、2年契約で残留。今回は行使することを決断した。
球団とは2度の交渉を行ったが、残留には至らず。ロッテはFA権を行使しての残留は認めておらず、今江は新天地を模索する。
実は球団カレンダーに今江選手が
海外FA権を保有しているロッテ・今江が、期限最終日となる10日に権利を行使するかどうかの結論を出すことになった。
9日夕方の時点で林信平球団本部長は「まだ連絡はきていない」と話した。22日に発売予定の球団カレンダーが完成したが、8月のメーンの写真に今江が起用されている。15年のカレンダーは国内FAでヤクルトに移籍した成瀬の写真が掲載されたまま発売されたが、球団関係者は「今江選手が残留してくれることを信じている」と複雑な表情だった。