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    ヤクルト

    1995年-セリーグ回顧まとめ




    1995年パ・リーグ

    1位 ヤクルト 
    2位 広島 8.0ゲーム
    3位 巨人 10.0ゲーム
    4位 横浜 16ゲーム
    5位 中日 32ゲーム
    6位 阪神 36ゲーム


    打率
    パウエル(中日) 355

    ホームラン
    江藤智(広島) 39本

    打点
    江藤智(広島) 106打点

    盗塁王
    緒方孝市(広島) 47個

    最多勝
    斎藤雅樹(巨人) 18勝

    最優秀防御率
    Tブロス(ヤクルト) 2.33

    セーブ王
    佐々木主浩(横浜)39SP

    MVP
    オマリー(ヤクルト)

    新人王
    山内泰幸(広島)


    ベストナイン
    投手 斎藤雅樹(巨人)
    捕手 古田敦也(ヤクルト)
    一塁 Tオマリー(ヤクルト)
    二塁 Rローズ(横浜)
    三塁 江藤智(広島)
    遊撃手 野村謙二郎(広島)
    外野手 Aパウエル(中日)・松井秀喜(巨人)・金本知憲(広島)


    ヤクルト開幕オーダー
    1番 飯田哲也 センター
    2番 荒井幸雄 レフト

    3番 古田敦也 キャッチャー
    4番 Tオマリー ファースト
    5番 池山隆寛 ショート
    6番 ミューレン サード
    7番 土橋勝征 セカンド
    8番 真中満 ライト
    9番 岡林洋一 ピッチャー



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    ヤクルト山中わずか96球プロ初完封、開幕6戦6勝

    <広島0-5ヤクルト>◇11日◇マツダスタジアム

     ツバメのサブマリンの勢いが止まらない。ヤクルト山中浩史投手(29)がプロ初の完封勝利を挙げた。チームでは石川が4月25日の巨人戦(神宮)で完封して以来、2人目の完投勝利。広島打線を5安打、わずか96球で抑え込んだ。開幕6戦6勝と無傷の白星街道を突き進む山中の好投で、チームは2連勝の2位。ゲーム差1・5の首位阪神をピタリと追随する。

    【写真】ヤクルト山中プロ初完封!カネヤン以来開幕6戦6勝

     ヒーローインタビューに申し訳なさそうに応えた。熱気冷めやらぬマツダスタジアム。山中の声はかき消されそうだった。「チームの勝利に貢献することが一番でした」と下を向いた。「早く代えてほしかったです。後ろには本当にいいピッチャーがいるので、勝つ確率はそっちの方が高いと思ってました」。およそ初完封したヒーローの言葉ではない。謙虚の姿勢を崩さなかった。

     言葉とは裏腹に、いやらしい攻めの投球だった。得点圏に走者を背負ったのは1度。3回2死二塁では、緩い123キロ直球で菊池を中飛。27個のアウトのうち、半数以上の14個をフライで片付けた。直球は130キロに満たない。「投げ急ぐ癖があるので、間を変えたり、モーションを外したり」と、タイミングを変幻自在に操った。さらにコースを突くシンカー、スライダーで料理した。

     原点を忘れないから、謙虚を貫ける。プロ入り2年目で味わったトレード。「正直本当に驚きましたね」。埼玉・戸田にある自宅のリビングには、ソフトバンク入団時の写真が飾られている。ホンダのバイクにまたがり、笑顔でサブマリン投法を披露しているものだ。「あそこから自分のプロ野球は始まった。忘れてはいけないと思う」と、見るたびに初心に帰る。

     6戦6勝。後押ししてくれたのが家族だった。妻早希さん(26)と長女花笑(かえ)ちゃん(1)は、これまでの5戦全てスタンドで観戦していたが、この日は自宅で観戦。「遠いので、仕方ない。でもジンクスは作りたくないので」。「雲の上の存在」と畏怖する黒田との対戦も「打線との勝負なので関係ないです」。一家の大黒柱は負ける気などなかった。

     「言葉は悪いけど、期待はしていなかった」。冗談交じりとはいえ高津投手コーチがそう話す存在。その山中がチーム今季2度目の完封勝利だ。右肘手術から館山が復活し、首位再浮上への課題だった先発の悩みも解消されつつある。山中は「本当に厳しい戦いが続く。これからも頑張っていきたい」。昨季まで未勝利の男が、虎追撃を狙うチームに欠かせないピースになった。【栗田尚樹】

     ◆山中浩史(やまなか・ひろふみ)1985年(昭60)9月9日、熊本県生まれ。必由館-九州東海大-ホンダ熊本を経て、12年ドラフト6位でソフトバンクに入団。昨季途中に新垣とともに交換トレードでヤクルトに移籍した。175センチ、82キロ。右投げ右打ち。推定年俸は1100万円。

     ▼山中が96球でプロ初完封勝利。96球以下で完封勝ちは13年6月13日木佐貫(日本ハム=91球)以来で、ヤクルトでは86年7月27日宮本が同じ96球で記録して以来の省エネ完封だ。これで山中は今季6戦6勝。開幕から6戦6勝は大谷(日本ハム)に次いで今季2人目、ヤクルトでは58年金田(9戦9勝)以来2人目になる。山中は昨年まで通算0勝2敗。前年まで0勝の投手が開幕から6戦6勝は、新人の50年荒巻(毎日)新外国人の53年カイリー(毎日)に次いで62年ぶり3人目となり、セ・リーグでは初めてのケースだ。

     

    新垣とともにやってきた山本
    結局、山本選手のほうが活躍している件


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    雄平の珍プレー・・・そう言えば昔巨人で
     

    <DeNA6-8ヤクルト>◇20日◇横浜

     ヤクルトも珍プレーを披露してしまった。

    【写真】日本ハム珍プレー 西川2死でボールをスタンドへ

     7回先頭のバルディリスのフライを山田が落球。ファウルグラウンドに転がったボールを雄平が拾ったが、ファウルだと勘違いして、観客席の子供にポイッと投げてしまった。一気に三塁に進んだバルディリスは、1死から二ゴロの間にホームを踏んだ。

     

    インプレーでスタンドに入れる

    巨人にいたな…レイサム

     

     

     ツイッターの声

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    ストーブリーグ開幕|ヤクルト編

     ヤクルトの新外国人ローガン・オンドルセク投手(29)=前レッズ=が27日、来日。懸案の守護神候補の期待がかかる右腕は航空機の遅延で18時間の長旅に疲労の色を見せながらも「チームが優勝できるようにしっかりした投球をしたい」と力強く誓った。

     チームメートになるバーネットから日本の情報を入手したという右腕は、スーツケースにテレビゲーム機を詰め込み来日。2メートル3センチと長身で、「シンシナティ(レッズ)でもチームで一番背が高かったが、日本でももちろん、一番大きいんだろうね。ここ(空港)でもまだ自分より大きい人は見ていないよ」と笑顔を見せた。

     オンドルセクはメジャーデビューした2010年から5年連続で40試合以上に登板した中継ぎ右腕。今季は40試合で3勝3敗、防御率5・49。

     
    成瀬 善久(投手):FAで獲得(3年総額6億円)
    大引 啓次(内野手):FAで獲得(3年総額3億円)
    ローガン・オンドルセク(投手):クローザー候補
    井野卓(捕手):1年800万円で合意(巨人から自由契約)
     
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