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    阪神タイガース

    藤川球児|臨時抑えに盛り上がる

    <阪神3-2中日>◇18日◇甲子園

     甲子園にストッパー球児が帰ってきた。阪神藤川球児投手(35)が今季初めて9回にマウンドに立った。3者凡退で1点を守り、日本球界4年ぶりのセーブを挙げた。下半身の違和感を訴える守護神マルコス・マテオ投手(32)や登板数が多いラファエル・ドリス投手(28)を試合メンバーから事実上外していた試合、「火の玉ストレート」がチームの窮地を救った。

    【写真】原口ゴメス鳥谷、阪神ポロポロトリオで全3点

     聖地が震えた。1点リードの9回。あの男が帰ってきた。藤川の登場曲、リンドバーグの「every little thing every precious thing」が流れた瞬間、地鳴りのような歓声が起こった。この日、いや、間違いなく今季一番の大声援だった。

     藤川 声援は聞こえました。後押しになりましたね。メンタルをしっかりもってやっているし、良くても悪くても全力でやっているんで。

     13球。すべてが「火の玉ストレート」だった。外角高め直球で空振り三振した先頭堂上の驚いた表情が、全てを物語る。続く亀沢を二ゴロに打ち取ると、最後は野本を中飛。貫禄の3人締め。スピードガン表示は最速148キロにとどまった。野本の初球は137キロの表示だった。だが、数字以上の伸びとキレがあった。金本監督も「今日は球児と石崎でしょう。球児の経験に懸けました。ストレートのキレは戻ってきている」と、惜しみない賛辞をおくった。経験がボールにプラスアルファの力を与えた。

     チームの窮地に、奮い立っていたのは間違いない。現守護神マテオが下半身の違和感を訴え、前日17日にストッパーを務めたドリスも登板過多気味で失点するなど不安定なのは否めない。この日はブルペン要員として名を連ねていたが、登板させないチーム方針だった。そこで白羽の矢が立ったのが、日米通算222セーブの藤川だった。昨年11月末の入団会見。クローザーとしてのこだわりを聞かれ「監督がやって欲しいことに応えるだけ。こうしろと言われたら全部従います」と話した。開幕から先発ローテ入りしたが、この日は臨時クローザー。猛虎のレジェンドともいえる男が、チームのために身を粉にして腕を振った。

     藤川 シーズンは長いんで。誰かが疲れた時にどこやってもいいように。みんなが疲れている時のために僕がいるんで。

     球児で接戦をものにし、チームは再び勝率を5割とした。試合後、香田投手コーチは「1つの選択肢として広がった」と、今後の状況次第では「守護神球児」を起用する可能性もにおわせた。12年9月15日巨人戦(東京ドーム)以来、1341日ぶりの握手に、甲子園が酔いしれた。222に、復活の1セーブが加わった瞬間、歴史の針が再び動きだした。【梶本長之】

     
    あの懐かしいリンドバーク
     





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    阪神のセカンドは誰になるんだろうか?

     阪神春季キャンプ(7日、沖縄・宜野座村)二塁を争う上本も、西岡に負けじと快音を響かせた。

     シート打撃で鶴と対戦した1打席目は投ゴロに倒れたが、二神との2打席目で鋭い左前打を放った。キャンプに向け「1日1日を大切にしていきたい」と話していた選手会長の調整は順調。野球教室で子供たちと触れ合った後、ウエートルームで筋力強化に励んだ。

     
     
    上本vs西岡
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    チーム成績は全て最下位 それでも阪神が2位にいる理由

     チーム防御率3.81、チーム打率.232、得点202、本塁打31、盗塁23。この数字は全てリーグ最下位だ。それでも、首位・巨人と0.5ゲーム差の2位につけている。

     巨人とDeNAの上位2チームが、交流戦で負け越したことが大きいが、それだけで上位にいるわけではなさそうだ。その1つに、メッセンジャーの復調が挙げられる。開幕投手を務めたが春先、精彩を欠いた投球が目立ち、5月11日に一軍登録抹消。

     二軍で汗を流し、再昇格後初登板となった29日の西武戦で、7回4安打無失点の好投した。この日を境に昨季のような安定感が戻る。6月6日の日本ハム戦、12日のオリックス戦も無失点投球を続け、20のヤクルト戦の3回まで27イニング連続無失点に抑えた。メッセンジャーは、リーグ戦再開後の初戦の先発を任されており、軸として投げることが期待される。

     また、福原忍、呉昇桓の『勝利の方程式』が安定していることも大きい。福原は昨季、最優秀中継ぎのタイトルを獲得するも防御率4.05とやや不安定なところがあった。今季は出遅れたものの、ここまで26試合に登板して、リーグ1位の17ホールド、防御率0.78の成績。守護神・呉昇桓の活躍ぶりはクローズアップされるが、福原がセットアッパーとして君臨していることを忘れてはならない。

     しかし、主力の打撃不振、負けパターンのリリーフ陣といった不安要素もある。昨季首位打者に輝いたマートンの不振は深刻で、スタメンを外れることもあったほど。交流戦明けの20日のヤクルト戦で、今季第1号を含むマルチ安打の活躍を見せているが、コンスタントに結果を残すことが必要になってくる。

     『勝利の方程式』の安定感は目を見張るところだが、その他のリリーフ陣が今ひとつ。高宮和也は防御率3.45も、開幕前に勝ちパターンの候補として名前が挙がった松田遼馬が、22試合に登板して、防御率4.64。昨季、福原の前の7回を投げていた安藤が、防御率5.11とピリッとしない。先発がノックアウトされた後に、投げるリリーフ陣が試合を立て直すことができれば、負けゲームが勝ち試合になる可能性もある。そういった意味でも、ビハインドのリリーフ陣の投球も重要になってくる。

     さらに他球団との対戦成績を見てみると、巨人に4勝7敗、DeNAに2勝6敗、広島に2勝5敗と負け越している。だが、首位巨人と0.5ゲーム差の2位にいる阪神。阪神は、この混戦を抜け出し10年ぶりの栄冠を勝ち取ることができるのだろうか。

     

     

     

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    球団創設80周年を迎える阪神 10周年ごとの成績はどうだった?

     1935年12月10日に大阪タイガースとして誕生した阪神は、今季球団創設80周年を迎える。80年という長い歴史を持つ阪神の10周年ごとに、どのような成績を残したのか振り返っていきたい。

     10周年は戦争のためプロ野球が中断したが、20周年、30周年、40周年はいずれも3位だった。そして50周年の85年、阪神ファンにとって忘れられないシーズンとなる。4月17日の巨人戦で3番バース、4番掛布雅之、5番岡田彰布がバックスクリーンに三者連続本塁打を放つなど、強力打線を武器に他球団を圧倒。21年ぶりにリーグ優勝を達成した。3番を打つバースは打率.350、54本塁打134打点で三冠王。日本シリーズでも西武を下し、球団初の日本一となった。

     その後、低迷が続き60周年の95年は最下位に。98年から4年連続最下位となったが、02年に星野仙一監督が就任すると、03年にリーグ優勝を果たし強い阪神が復活。04年からは85年、選手として日本一を経験した岡田が監督に就任。1年目の04年は4位に終わるが、70周年の05年は2年ぶりのリーグ制覇。4番金本知憲を中心とする打線に加え、ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之らで構成されたリリーフトリオのJFKの活躍も素晴らしかった。

     球団創設80周年を迎える今年は補強に失敗したが、FA宣言していた鳥谷敬が残留。チームも昨季、2位からクライマックスシリーズを勝ち抜き日本シリーズに進出している。3連覇中の巨人を倒し、リーグ優勝、日本一を達成することができるのだろうか。

    ◆10周年ごとの成績
    10周年(1945年)
    戦争のため中断

    20周年(1955年)
    監督:岸一郎、藤村富美雄
    成績:3位 71勝57敗2分

    30周年(1965年)
    監督:藤本定義、杉下茂
    成績:3位 71勝66敗3分

    40周年(1975年)
    監督:吉田義男
    成績:3位 68勝55敗7分

    50周年(1985年)日本一
    監督:吉田義男
    成績:1位 74勝49敗7分

    60周年(1995年)
    監督:中村勝広、藤田平(監督代行)
    成績:6位 46勝84敗0分

    70周年(2005年)
    監督:岡田彰布
    成績:1位 87勝54敗5分

    80周年(2015年)
    監督:和田豊
    成績:?

    ◆リーグ優勝した85年、05年の基本オーダーと主な投手
    50周年(1985年)
    基本オーダー
    (右)真弓明信 試119 率.322 本34 点84
    (中)北村照文 試114 率.261 本3 点19
    (一)バース  試126 率.350 本54 点134
    (三)掛布雅之 試130 率.300 本40 点108
    (二)岡田彰布 試127 率.342 本35 点101
    (左)佐野仙好 試120 率.288 本13 点60
    (遊)平田勝男 試125 率.261 本7 点53
    (捕)木戸克彦 試103 率.241 本13 点32
    (投)ゲイル

    主な投手
    ゲイル  試33 13勝8敗0S 防4.30
    福間納  試58 8勝5敗1S 防4.05
    中西清起 試63 11勝3敗19S 防2.67

    70周年(2005年)
    基本オーダー
    (中)赤星憲広 試145 率.316 本1 点38
    (遊)鳥谷敬  試146 率.278 本9 点52
    (一)シーツ 試137 率.289 本19 点85
    (左)金本知憲 試146 率.327 本40 点125
    (三)今岡誠  試146 率.279 本29 点147
    (右)桧山進次郎 試119 率.278 本8 点40
    (捕)矢野輝弘 試138 率.271 本19 点71
    (二)藤本敦士 試119 率.249 本1 点36
    (投)下柳剛

    主な投手
    下柳剛  試24 15勝3敗0S 防2.99
    藤川球児 試80 7勝1敗0S 防1.36
    久保田智之 試68 5勝4敗27S 防2.12

    BASEBALL KING

     
     
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    結局、西岡はサード?|いろいろまとめ

     阪神・和田豊監督(52)が今キャンプ最後の休日だった20日、激しい二塁手争いを繰り広げている西岡と上本について言及。「どちらか決まっていない」と前置きした上で、勝敗が決した場合にいずれかを三塁手として起用するプランがあることを明かした。

     「最終的にどちらも行かせる可能性もあるからね。チーム力を上げるにはね。(いずれか一方を三塁で起用するか?と問われ)それは、そうやね。ただ、それはその2人だけじゃない」

     今春、阪神で最も注目を集めている、西岡VS上本のガチンコバトル。実戦に入って以降もともに攻守でハイレベルな仕上がりを見せており、一進一退の攻防が続く。そこで浮上してくるのが、いずれかを三塁へ回すプラン。「チームとして、勝てるというか、よりいい方法を選択していくだけ」。指揮官が頭の中で描く開幕オーダーに、両者の名が記されていたとしても決して不思議ではない。

     ただ、三塁手で即レギュラー獲得とはいかないのが今の阪神だ。昨年から続く新井VS今成は、こちらもハイレベル。簡単にポジションを明け渡すような2人ではない。他球団もうらやむチーム内競争は、和田監督にとって何より歓迎するところだ。

     「勝負はまだ始めの一歩。これから、両選手(上本、西岡)がどういうものを見せていくか」

     ホットコーナーも巻き込んでの熱い戦いが、大型補強なしの不安を吹き飛ばしそうだ。

     
    そもそも…鳥谷がメジャーに行くって話から始まった
    2遊間しか守らないって
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