米大リーグのレンジャーズから自由契約になっていた藤川球児投手(34)が1日、独立リーグ・四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに入団することが決定した。高知の公式ホームページと自身のブログで発表された。獲得に動いた古巣・阪神にはこの日までに断りの連絡が入れられた。
藤川は、3年ぶりの日本球界復帰を出身地の高知に決めた理由について「僕と妻の生まれ故郷の高知で、未来のスーパースターになるチャンスを持った子供達に僕が投げる姿を見てもらって今後の夢に繋げて貰いたい!僕が投げる事で喜んでくれる人達の顔が見たい。僕を応援してきてくれた人達、育ててくれた高知から野球人生を再スタートする事に決めました」(原文ママ)とブログで説明。
高知ファイティングドッグス関係者によれば、藤川サイドから入団したいとの連絡があったという。藤川の実兄である順一氏が2010年1月まで同球団のゼネラルマネジャー(GM)を務めている。
「そのつながりから入団が決まった」(高知関係者)。
藤川は高知商高から1998年、ドラフト1位で阪神に入団。ジェフ・ウィリアムス投手(42)、久保田智之投手(34)とともにリリーフトリオ「JFK」で活躍し、05年のセ・リーグ優勝に貢献。05、06年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。06年途中から抑えを務め07、11年の最多セーブ投手に輝いた。日本での成績は通算562試合、42勝25敗220セーブ。
2012年オフには海外FA権を行使して阪神から米大リーグに移籍。13年から2年間カブスに在籍し、今季からレンジャーズに入団したが、5月17日にメジャー登録40人枠から外れ、同22日には自由契約となった。米国では通算29試合に投げて1勝1敗2セーブに終わった。
【びっくり】藤川球児が四国IL・高知に入団 阪神に断り入れる http://t.co/ZijKCAccz1 レンジャーズを自由契約になった後、古巣の阪神から条件提示を受けていたが、1日、阪神サイドに断りの連絡を入れた。 http://t.co/gX9jwomGoZ
— ライブドアニュース (@livedoornews)2015年6月1日 6:20:07
【藤川球児 四国IL・高知に入団】レンジャーズから自由契約となった藤川球児が、四国ILの高知ファイティングドッグスに入団することを発表した。 http://t.co/M5G3dUYPiU
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics)2015年6月1日 6:14:23