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    横浜DeNA

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    DeNA、延長戦11連敗|最下位邁進中
     

    <DeNA2-3広島>◇29日◇横浜

     DeNAの小さな守護神こと山崎康晃投手(22)が4月19日ヤクルト戦以来となる2度目のイニングまたぎを決行したが、勝利を呼び込むことは出来なかった。

    【写真】DeNA筒香、バルディリスの適時打で黒田強襲

     同点の9回に3番手として登場。9回は3者凡退に抑えたが、延長10回に丸、代打松山に安打を許し、1死一、三塁のピンチを招いた。最後は4番エルドレッドに右前への決勝打を浴びて万事休す。山崎康は、今季51試合目の登板で3敗目を喫した。

     
    史上初らしい
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    阪神、巨人、横浜DeNAが藤川争奪戦!まとめ

     レンジャーズを戦力外となった藤川球児投手(34)の獲得に古巣の阪神、巨人、横浜DeNAの3球団が動き始めたことが18日、明らかになった。今後は、契約年数や役割などを巡る条件闘争になりそうだ。

    「火の玉ストレート」を武器にした絶対守護神として2005年の阪神の優勝に貢献した藤川だったが、2012年オフに海外FA権を行使し、12年プレーした阪神に別れを告げ、カブスと2年、約11億円で契約を結んだ。パイレーツとの開幕戦では、わずか2球でセーブを記録すると、正式にストッパーに任命されたが、その後、右肘に異常を訴えて6月には、トミー・ジョン手術を受けて戦列を離れた。長いリハビリを経て昨年8月に復帰。ストレートは、150キロを超えるまでに復活し、今季からは、年俸、約1億2000万円でレンジャースと1年契約を結び、キャンプから順調だったが、開幕直前に右足付け根付近を痛めてDL入り。怪我から回復した後も、なぜかメジャーからお呼びがかからず、この14日にやっと昇格。ロイヤルズ戦で初登板して1回を三者凡退に抑えたが、翌15日のインディアンズ戦では、ホームランを含む3失点して1回持たなかった。

     レンジャーズは、マイナー行きを本人の同意なく決定できない契約を結んでおり、藤川がそれを拒否したため、1軍ロースターから外され、事実上の戦力外となった。藤川は、ウェーバー公示にかけられるが、獲得の意思を示す球団がなければ、自由契約となり、日本の球団も獲得交渉が可能になる。

     それらの動きを見て、すぐさま獲得に向けての調査をスタートさせたのが、古巣の阪神、巨人、横浜DeNAの3球団だ。手術をした右肘に何の不安もなく、むしろストレートが戻っているという評価もあるため、緊急投手補強を考えている3球団にとっては、計算の立つ藤川は、喉から手が出るほど欲しい人材だ。
     
     ある球界関係者が「藤川サイドは日本復帰を決めていると聞いた。右肘に不安もなくなっているし、本来は、日本のボールとマウンドが合うのでしょう。間違いなく計算の立つ戦力。すでに代理人に接触した球団が複数ある。この先は、条件闘争になるでしょう」と証言した。

     

    阪神は、抑えには、オ・スンファンがいるため、藤川獲得後は、先発で起用する方針。メッセンジャーが不調。新外国人のサンティアゴが出てきたが、チームの借金返済のため藤浪、能見につぐ、柱の補強は急務だ。巨人は、昨年のオフにも藤川の獲得調査に乗り出していた経緯がある。今季は沢村を抑えとして起用、防御率、1.48、3勝2敗14セーブの結果を残しているが、山口が不調で「マシソン、山口、沢村」の新勝利の方程式は、今のところ機能していない。藤川が、この3枚に加われば鉄壁のブルペンを構築することができる。

     また首位を走っている横浜DeNAも、新ストッパーに指名したルーキーの山崎が、与田剛が中日時代に作った新人の連続セーブ記録「8」を塗り替えるなど大活躍をしているが、中畑監督は、「へばってきているので配慮していかないとならない」と、この先に不安を持っている。左腕の田中、新外国人のエレラが中継ぎで結果を出しているが「阪神時代のJFKを作るのが理想」と語っていた中畑監督にしてみれば、まさに藤川を、そこにはめこみ、17年ぶりの優勝へ向けて勢いを加速させる起爆剤にしたいところだろう。藤川サイドが、先発起用を条件とするなら、現在の先発陣から誰かを中継ぎにスタンバイさせるという配置転換も可能になる。元阪神の久保もいるため藤川がチームに溶け込みやすいという好材料もある。またグリエルとの契約を解除したことが5億円近い資金も宙に浮いていて、藤川獲得資金に回すこともできる。

     藤川サイドは、まだ日本復帰の意思表明を正式にしていないが、もし復帰することになれば、思い入れのある古巣の阪神が有利だろうが、巨人、横浜DeNAの熱意と共に、条件闘争になることも必至。そうなると藤川サイドは、最低、3年の複数年契約を求めると見られている。ソフトバンクへ移籍した松坂は、推定3年12億円の契約とされているが、藤川の場合も3年10億から12億が最低ラインでの争奪戦スタートとなると予想されている。いずれにしろ交渉はそうは長引かない。2位以下の球団がすべて借金を背負うという大混戦のセ・リーグのペナントレースの行方を藤川争奪戦の結果が左右することにもなりそうだ。

     
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    中畑清、栄光のゴールへ -元・名物番記者が語るプロ野球ちょっと裏話-|2chまとめ
     
    連敗街道…激汗!! 

    ◆ 絶好調!

     「絶好調!」と叫んでからもう40年近い年月がたつ。中畑清、61歳。気がつけば星野仙一も昨年限りで楽天のユニホームを脱ぎ球界最年長監督である。

     東北は福島出身。4年前の東日本大震災では兄が手広く営んでいた酪農業にも甚大な被害が及んだ。2年前には最愛の妻・仁美さんを失い涙にくれた。しかし、不幸の連続もひとたびグラウンドに立つと暗さはおくびにも出さない。それどころか今春の沖縄・宜野湾キャンプでは、連日早朝から報道陣を引き連れて「キヨシ・オン・ステージ」のアカペラ熱唱。どこへ行ってもこの指揮官の周りは笑いが絶えない。

     ご承知の通り、巨人入団時から長嶋茂雄の熱烈崇拝者。絶好調男伝説も長嶋抜きには語れない。二宮、平田と共に「駒大三羽烏」として75年ドラフト3位で名門軍団の一員となる。当時の風貌は体こそ立派だが、サングラスのような眼鏡をかけて垢抜けない自称「田舎のプレスリー」。粗削りな打撃に失策やポカも多かった。並みの選手なら首脳陣に叱責されれば萎縮してもおかしくないがこの男だけは違った。常に明るく、前向きなプレーとポジティブシンキングは師匠である長嶋を意識したところから始まった。最初は無理をして「絶好調!」と叫んでいたが、やがて技術が追いつくと巨人の四番・サードを任され球界一の人気者へ。素質はあってもプレッシャーに押し潰されて脱落していく選手を何人も見てきた。「リトル長嶋」を演じ続けて現実のものとした稀有な例だろう。

     陽気さばかりが前面に出る中畑だが根は生真面目で義理人情に厚い男だ。評論家時代のこと。現役時に一緒に汗を流した戦友の山倉が引退後に不遇をかこっていると「俺の給料から差し引いても構わないから雇ってくれないか?」と言ってきたことがある。社の事情もあって実現はしなかったが、その男気と面倒見の良さに感服した。当時から将の器を併せ持っていたわけだ。

     DeNA監督として勝負の4年目。いまだに指揮官が一番目立つお家事情は感心しないが、若き大砲・筒香を筆頭に梶谷、ロペスなど戦力は徐々に充実してきた。監督より選手が話題をさらったときに栄光のゴールは見えてくる。機は熟した。

    文=荒川和夫

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    一時は8年ぶり単独首位も3連敗中、このまま上位争いに踏みとどまれるか

     DeNAが開幕から奮闘している。ここにきて3連敗とやや苦しんでいるものの、一時は8年ぶりの単独首位にも立った。まだ勝率5割以上をキープしており、Aクラスに入る実力は十分にあると言えそうだ。

     4番に座る筒香嘉智外野手の“覚醒”は間違いなく原動力の1つ。ただ、2009、10年と横浜ベイスターズ(当時)でプレーしたOBで、ヤクルト、日本ハム、阪神でもキャッチャーとして活躍した野球解説者の野口寿浩氏は、周りを固める選手の充実ぶりも大きいと見ている。

     まずは、新加入のロペスだ。巨人から移籍してきた助っ人は、筒香の後の5番を任され、本塁打と打点を量産している。

    「ロペスの加入は大きいですね。DeNAはいいバッターを取りました。モチベーションはかなり高いと思いますね。『筒香の後ろをしっかり頼むよ』と言われて、“お任せ”で打ってるでしょうから。やっぱり意気に感じますよね」

     ロペスの調子がいいことで、対戦相手は筒香との対戦を避けられない。「打線はいい感じで流れている」(野口氏)状態だ。

     そして、怖い4、5番の前を打つ3番・梶谷隆幸外野手の存在も忘れてはいけない。今年は開幕から高い能力を発揮している。

    見た目で誤解を受けやすかった梶谷、ファーム時代の秘話とは

     現役時代にチームメートだった野口氏は、梶谷について「見た目は誤解を受けますよね。『お前やる気あんのか』って。覇気が全くないように見えるじゃないですか」と苦笑いで話す。そして、「実は1回、彼がファームで結果を残していて、1軍に上げてもらえなかった時があったんですけど、僕も怪我で2軍にいて『野口さん、僕はなんで1軍に上がれないんですか』と、相談を受けたことがあるんです」と秘話を明かす。

     当時、野口氏は梶谷にあるアドバイスを送ったという。それは、周囲の「誤解」を解くためのものだった。

    「『じゃあ、そこを謙虚に受け止めて、姿を変えてみようか。お前は普通にやっているつもりなんだけど、周りの目にはそう映っていないだ。流してやっているように見えてしまう。それはしょうがない。だったら、見え方をちょっと変えてみようか。一生懸命やってるようにポーズでいいからやってみろ』と言ったんです」

     これに対して、梶谷は「分かりました。やってみます」と答えたという。野口氏は「(梶谷は)自分では気づかなかったんですね」と話す。

    「『1軍に上がって結果を出して、押しも押されもせぬ選手になったら元に戻っていいよ』と言ったんです。『でも、天狗だって言われないように気をつけろ』と。彼がどこまで覚えてるかは知らないですけど、そういうことを言ったことはありました」

     その後のブレークは、誰もが知るとおりだ。昨年は自己最多の142試合に出場するなど、DeNAには欠かせない存在となった。

    「ああやって、気が入ってないプレーをしているように見えるんですけど、彼は決してそうではない。見てる人に誤解を与えやすいけど、彼は昔から一生懸命やってますから。足は速いし、肩は強い。でも、あんなに打球を遠くまで飛ばすとは思わなかったです。体は大きくなってきてますね。以前はもっと細くて、スピードだけでしたから」

     本人の努力が実を結び、今年の活躍につながっていると野口氏は見ている。筒香、ロペスとともに、この先もチームを牽引していくことは間違いない。

    次ページは:DeNAには「苦しい時期」を支えられる存在も
    DeNAには「苦しい時期」を支えられる存在も

     さらに、今年のDeNAにとっては投手陣の奮闘も大きい。野口氏は「久保は相変わらずのらりくらりな感じだけど、モスコーソは安定してます。あと、一番大きいのはやはり高崎健太郎の頑張りじゃないですか。潜在能力が高い選手は揃ってるんですよね。速い球を投げる選手が多い。井納にしてもそうですね。そういう選手たちが抑え方を覚えたら、それは勝ちますよね」と分析する。

     では、DeNAは優勝争いに絡めるのか。野口氏は「苦しい時期は絶対に来ます」と言う。3連敗と早くも最初の踏ん張りどころが来ているようにも見える。ただ「苦しい時期」を乗り切る術も、今年のDeNAにはあると野口氏は見ている。

    「年寄りが2軍で控えてますからね。苦しい時に彼らが出てきて、支えてくれるんじゃないですか。なんでも知ってますからね。いいことも悪いことも知ってますから」

     現在、2軍で調整中の三浦大輔、高橋尚成など、経験豊富なベテランの力が必要な時は必ず来る。そして、それがDeNAの本当の強さを見せつける瞬間になるかもしれない。

     昨季まで9年連続でBクラスと低迷が続いてきたDeNA。9月、いや10月まで主役を演じることができるか。

    フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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    ストーブリーグ開幕|横浜DeNAベイスターズ編

    来季の主役になるだろう筒香嘉智

    ◆ 高校野球の知将が見出した左の長距離砲!

     8年ぶりに開催された日米野球は日本代表が3勝2敗。24年ぶりに勝ち越して終わった。4投手による「ノーヒットノーランリレー」の翌日、11月16日に行われた第4戦は1対6と敗れたが、唯一の打点をあげたのが、プロ5年目、22歳(11月26日が誕生日で現在は23歳)の筒香嘉智(DeNA)だった。

     先発の藤浪晋太郎(阪神)が打たれ、0対1となった2回表、1死二塁の場面。カウント2-2から、左腕のクリス・カプアーノ(ヤンキース)が投じた高めのストレートをレフト線へ二塁打。リプレー映像が流れる度に、アナウンサーも解説者も「うまいですねぇ」とくり返す一打だった。

     筒香は1991年生まれ、和歌山県出身。小学生時代はヤングリーグ・和歌山ニューメッツに所属し、小学生から硬球でプレーしていた。橋本市立隅田中学校に進むと、同じく硬式のボーイズリーグ・堺ビッグボーイズ(大阪)へ。3年春の全国大会でベスト8に入り、関西代表チームの一員としてボーイズリーグ世界大会に出場した。日本代表から一つ格下の「代表」だったが、練習を見にきていた横浜高校の知将・小倉清一郎コーチ(当時)の目に留まる。筒香は、小学1年生で見た松坂大輔(現・メッツ)擁する横浜高に強い憧れを持っており、相思相愛で進学が決まったという。

     小倉コーチが見出したのは長打力。1年春から4番に抜擢され、名門校の1年生スラッガーとして注目を集めた。甲子園には2年春、夏に出場。夏は大会タイ記録となる「1試合8打点」を記録した。

     主将を務めた3年時は甲子園出場ならずも、ドラフト候補として大きく取り上げられる存在に。当時の高校野球専門誌を開いてみると、投の逸材・菊池雄星(花巻東高→西武)と並ぶ、打の逸材として筒香が掲載されている。「内角への失投は一振りでスタンドインの絶対的スラッガー」「強肩を生かした堅実なサード守備」「投手にこまめに声をかけるなどリーダーシップも」といったコメントが並ぶ。

     2009年秋のドラフトでは、横浜ベイスターズ(当時)が単独1位指名。横浜高校のスラッガーから横浜ベイスターズのスラッガーへと、大いに期待を集めた。

     なお、この年、筒香のほかに1位指名を受けた高校生は、菊池雄星、今村猛(清峰高→広島)、今宮健太(明豊高→ソフトバンク)、岡田俊哉(智辯和歌山高→中日)、中村勝(春日部共栄高→日本ハム)。さらに、中京大中京高のエース・堂林翔太が広島に2位指名されるなど、現在のプロ野球で活躍する逸材がそろっていた。


    ◆ ハマのスラッガーから球界のスターへ!

     ドラフト指名直後、「プロのスピードやキレに慣れるには2~3年かかると思う。2軍でじっくり鍛えたい」と自ら話していた通り、1年目となる2010年は1軍出場3試合。イースタンリーグに腰を据え、ホームラン王(ルーキー新記録の26本)を獲得した。翌2011年もイースタンでホームラン王(14本)を獲得し、1軍で40試合に出場した。3年目となる2012年は、1軍で108試合出場。順調なステップアップと思えたが、中畑清監督は後に「他に選手がいなかったから起用しただけ」と切り捨てている。

     2013年は開幕スタメンを勝ち取るも、23試合出場、打率.216、3打点、1本塁打。2年目以降で最低の成績で、シーズン終了後に奄美大島で行われた秋季キャンプのメンバーからも外された。しかし、もともとが小学生の頃から練習の虫。ファーム施設がある横須賀のグラウンドで打撃フォームを徹底的に見直し、海外でトレーニングを積み、迎えた2014年2月のキャンプ。初日から「表情、体、打撃フォーム、すべてが違っていた」と中畑監督の信頼を勝ち得て、再び開幕スタメン、レギュラーの座をつかんだ。

     不調でスタメン落ちしたり、8月には試合中に負傷するなど一時期の離脱はあったものの、そんな試練を乗り越えて114試合出場、打率.300、77打点、22本塁打の成績を残した2014年。そのしめくくりが、日本代表メンバー選出だった。負傷した中村晃(ソフトバンク)の代わりながら、「出る以上は結果を出したい」と話した通り、安定した打撃で小久保裕紀監督の起用に応えてみせた。

     24日の契約更改では、3000万円アップ(推定)で一発サイン。記者会見では「来季はチームの顔として引っ張ってほしいと言われた。全試合に出場して、今年以上の成績を残したい」と意気込みを語った。

     中畑監督はすでに、「来季は全試合4番で起用するつもり。王貞治さんのように、お客さんを呼べる選手になってほしい」とプレッシャーを与えている。対する筒香は、「4番は与えられるものじゃない。取りにいきます」と切り返す。

     完全なるレギュラーと考えれば、来年が実質プロ2年目。「2年目のジンクス」を払いのけて、チームの顔、球界のスターとなれるか? ハマのスラッガーにとって勝負のシーズンになることは間違いない。

    文=平田美穂(ひらた・みほ)

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    オーナー変更はどうなるか? 

     横浜DeNAは16日、同本社の創業者で取締役の南場智子氏(52)が新オーナーに就任すると発表。日本プロ野球界初の女性オーナーが誕生したが、横浜市内の会見場に祝賀ムードはなく、悲壮感さえ漂っていた。

     この日の人事は、前オーナーの春田真氏(46)が6月に本社取締役会長を退任することが決まったのを受け、シーズン途中のオーナー交代という事態を避けるため、ひとあし早く南場氏へバトンタッチした格好だ。

     南場オーナーは「私たちは6月以降もいろいろな形で春田を頼りにしていきたい。アドバイザーとか顧問といった立場になる予定」というが、その春田氏は自分の意思でDeNAの一線を退き、新天地を求めるもようだ。

     南場オーナーは「この席にふさわしいコメントかどうかわかりませんが…」とした上で「私は正直言って自分が球団のオーナーになるとは想像していませんでしたし、春田と代わりたいと思ったこともない。私と春田はいわば“二人羽織の社長”として本社の経営をしてきました。その彼が取締役を去ることになったのは、私にとって体を半分もぎ取られる思い」と沈痛な表情を見せた。

     南場オーナーは1999年にディー・エヌ・エー本社を設立して当初から社長を務め“カリスマ経営者”といわれたが、2011年以降、病気療養中の夫の看病に専念するため取締役に退いている。

     一方、春田氏は球団買収時に、同本社内でいち早く「ほしいものがあります」と意欲を見せ、球界参入初年度の12年からオーナーを務めてきた。

     池田球団社長は「女性ファンが増えている現状もあり、女性の観点からアドバイスをいただけるのではないか」と女性オーナーに期待する。が、実際にオーナーと社長がどう役割を分担し何を目指していくかは現段階で不透明。当面“春田退任ショック”を払拭するのに時間がかかりそうだ。 (宮脇広久)

     
     
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